2010年(平成22年)2月5日 タウンニュース |
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【概要】 地域の民話を語り継ごうと、訪問ボランティア団体「ONEハート」 (斎藤恵美子代表)が昨年完成させた座間・海老名・綾瀬に伝わる民話の脚本。 これを受けて進められてきた挿絵220枚が先月30日に完成し3月27日(土)、 ハーモニーホールで朗読発表会が行われる。 |
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【本文】 ■脚本の寄贈も予定 3月27日に完成記念発表会座間・海老名・綾瀬を中心とした127人の健常者と障害者が、 施設や小学校などを訪問し、音楽演奏や朗読を披露する同団体が民話の脚本作りを始めたのはおととしのこと。 「人から人に語り継がれる地域の民話を子どもたちへ」(斎藤代表)と、 同会のメンバーらが市役所や図書館で郷土資料を調べたり、寺社まわりなどで民話を聞きだしていった。 脚本作りには障害者も校正作業などを中心に参加した。 ■広がった協力の輪 昨年3月、脚本を1年がかりで完成させた同会代表の斎藤さんは、 制作当初から映像を使った朗読発表会を計画、挿絵を描いてくれるボランティアを探していた。 昨年、本紙がこの取り組みを取材したことがきっかけで、 市内外の40代から60代の女性8人が挿絵作りに手をあげた。 完成した脚本22作品に対し、物語の各シーンを描いた挿絵は220枚にのぼった。 挿絵作りに参加した座間市内に住む美大出身の主婦(40歳代)は「郷土を語り継ぐ取り組みに協力でき れば」と、70校の挿絵を5カ月かけて完成させた。 斎藤さんは「紙芝居の要領で大人も子どもも楽しめる発表会にしたい」と意気込んでいる。 同会によると、海老名・綾瀬でも4月に発表会を行うという。 今回完成した脚本は、今年度内に市内の図書館や学校、障害者施設などに寄越れる予定。 問い合わせは0467−79−1379(同会本部事務局) |