綾西ふれあいクラブ通信より 
                             ONEハート通信2018年1月 No194号
                                             
 
 
  お彼岸の中日、朝方の雨も上がってのうす曇りの中、
51名の会員で9月の会が開かれました。
恒例のお誕生日会のお祝い、活動報告等に続いて、
ワンハートスピリッツの皆さんの「大正琴ミニ コンサート」を楽しみました。
大正琴は、金属の弦からの音色が、憂いを帯び、
「日本生まれの西洋楽器」 と呼ばれ、
現在も多くの人に親しまれています。
音色が、「心の琴線に触れる楽器」としても愛され、
大正琴の愛好者の皆さんは、職人技で、人を魅せる演奏家として、
大勢の方々が活躍しています。

ワンハートスピリッツの皆さんの演奏は、
昭和49年発表ポールモーリアの演奏で有名な「オリーブの 首飾り」に始まり、
昭和48年ペドロ&カプリシャスの歌で知られる「5番街のマリー」など3曲が
演奏され 、40数年前をい想いストリングスの音色に酔いました。
「みんなで歌いましょう」の部では、12曲の歌詞集を手に、演奏に耳を傾け、
また曲に合わせての 元気な歌声で会場は高揚し、華やぎました。
演奏曲の年代は、「この世の花」や「いつでも夢を」など
昭和32年・30年・37年と続き、これらの曲が 生まれた時には、
社会に船出したばかりで、不慣れな仕事に熱中し、恋にも情熱を注ぎ、
子育てにも 苦労した、そんな人生の大切な刻と重ね合わせて
様々な思いが去来しました。

そして また これ等様々な想いへの憧憬が、明日への生きる力になる事を、
感慨深く思う時間でも ありました。
演奏中ほどの一息の時には「春が来た」のメロディーに合わせ「アイウエオ。
カキクケコ」と「声出し」し また「アカサタナ、ハマヤラワ・・・と歌いましたが、後半のアカサタナ・・・は忘却の彼方だった人が多い ように思いました。
そして元歌がチェコの民謡「手をたたきましょう」の替え歌では、笑ったり、
泣いたり、 怒ったりの人の心そのものを歌いました。

締めの曲Le Coup-eの「逢えてよかった」はスピリッツの テーマ曲との紹介があり、「また逢いましょうね」の演奏と合唱をリピートし、
「鬼が笑う」来る年の再会 を約束しました。
アンコールでは、昭和54年の「異邦人」が演奏され、
楽しみの時が更に増したそんな 定例会の1時間でした。
 
 ワンハートスピリッツの皆さんは、綾西ふれあいクラブの 定例会に出演しました。
その模様はクラブ通信の 中野編集者により、克明に再現されました。
とても温かい文章です。
自主活動されている皆さんへのエールにもなると 思いますので
掲載させて頂きました。