ONEハート通信2018年11月 No203号 

            自主活動  ひとり活動報告  「民話語り」 
 
 

中秋の名月9月24日に綾瀬市吉岡の神崎遺跡公演にて綾瀬市教育委員会と
綾瀬市跡ボランティアの会で「神崎遺跡でお月見を」と言う催しがありました。

月にちなんだソプラノ独唱と吉岡地域の民話を、と言う事で、
私は 「こまげたおせん」を朗読させて頂きました。
「1800年前の縄文人も眺めたであろう月を眺めながら屋外での朗読、
なんて 素敵だろう」なんて呑気な考えも日にちが近づくにつれ
色々な心配があふれ きりが無い程でした。  
実は3年前、市の広報に史跡ボランティア育成講座の募集があり、
2010年に 綾瀬ボイスが作成した「綾瀬の子供たちに伝えたい民話」の中の
「お銀様」や 「おたすけ観音」のコースがあり、
どんなふうにご案内するのだろうと思い 入会しました。

その事がきっかけとなり今回のお話しに繋がりました。
今回は全て一人。。。。役柄の差異がでるように録音して何度も確認したり しました。

終わってみれば反省する事も多々ありましたが、ほっとしています。

次回は十三夜 10月21日(日)湘南工科大学の生徒さんの
プロジェクションマッピングとのコラボです。
はたして二匹目のドジョウは いるでしょうか?
このような機会を頂けたのも先生はじめボイスの皆さんの お蔭と感謝しております。
         
                   (綾瀬ボイス 内藤 きみ子さん:文)
          
 
 10月21日、神崎遺跡公園で、十三夜のお月見を開催し、55人が参加しました。
同遺跡がある吉岡地区伝統の月見行事と同様に、ススキや団子、
けんちん汁を会場にお供えしました。
綾瀬市史跡ガイドボランティアの会会員による、綾瀬の民話「おいてけ堀」の朗読や
湘南工科大学工学部コンピュータ応用学科の長沢教授と学生による、
復元住居をスクリーンにしたプロジェクションマッピング、
仮想現実(VR)体験を行いました。  
参加者は「復元住居に映し出すプロジェクションマッピングと
遺跡のコラボレーションがとても良かったです」
「お月見の由来や歴史を学ぶことができました」などと話し、
1800年前の弥生人も見ていたかもしれない十三夜の月を眺め、
思いをはせているようでした。
最後には、団子とけんちん汁が参加者に振る舞われました。
 【生涯学習課 市史文化財担当 電話0467‐70‐5637】