ONEハート通信2020年8月 No219号 
                 自粛生活 その1  四か月のステイホーム生活

                           (綾瀬ボイス 内藤きみ子様)
 
 
 
 
皆様こんにちわ。コロナ外出自粛中は如何お過ごしでしたか?
大切な日常が奪われ皆様それぞれ色々な事を経験された事と思います。

 私の四か月の巣ごもり生活をお話しさせて頂きます。
最初の一か月は普段出来なかった?と言うよりやらなかった断捨離に没頭し、残りの三か月は 何もする気力が無くなり毎日ボーツとテレビの前でコロナ感染情報に一喜一憂して、 ため息ばかりで気が付けば夜なんて日が続きました。

あんなに一生懸命やって来た全ての事が本当に自分に必要だったのか考えるようになりました。

そんな日々を過ごしていた中単身赴任している長男から連絡があり、突然携帯電話をビデオに 切り替えてと、、、。化粧なし、髪ボサボサの私の姿を見て、第一声「ひどい顔して。太ったねえー」と。

「出かけないし、気力なし」と言うと、「自堕落な生活をしてるねー」とまたキツイ言葉。 と言う訳で翌日早速美容院に。。。。。
感染が怖くて美容室も行けなかったあ...

アーラ不思議 なんか 少し元気が出てキター! それからはお風呂に入った時、一人しりとりを100個する事にしました。
主人曰く「一人だと同じ言葉 言ってもわからないよ」と。でも少し復活の兆しが。。。
そしておおかたの人がそんな生活をしている事がわかったのが、ある会の方からの一通のメールでした。

脳活の滑舌が良いとの話しを聞いたので練習法を教えて下さいとのこと。 普段ボイスで練習している調音訓練、早口言葉、五十音などがこの様な時に役立つことが出来、 今まで練習して来た事は無駄では無かったと実感したひとときでした。  

家庭内では普段お互い忙しい生活をしてきた夫との間が微妙に崩れ 「ハリネズミの夫婦の適度な距離感が外出自粛で乱されている」と朝日新聞の短歌覧に投稿されていましたが まさしくその通りで互いにチクチクと針を出す。

アーイヤダーこんな生活!! 訪問活動は皆様に元気を・お届けするだけでなくて私自身が活力を頂いていたんだと改めて感じました。 一日も早く元の生活に戻り訪問に伺う日が来ることを願っています。
                (綾瀬ボイス 内藤きみ子)