昨年の初め頃からコロナウイルス感染が各国に拡大し、日本においても感染予防のため、
人の集まるイベントや飲み会など活動自粛や制限があり、朗読の活動にも影響が出てきました。
練習会場としていた施設の休館や例年実施していた福祉施設への訪問が中止となり、
2020年の訪問は2月15日のひばりが丘小学校だけとなってしまいました。
そして、今年2021年最初の訪問が偶然にも昨年と同じ2月15日で訪問先も同じ
ひばりが丘小学校でした。
1年前と違う状況はコロナ感染が拡大し、緊急事態宣言が発令されていたので学校側の対応も
大変であったことが感じられました。
まず、例年、視聴覚室で行っていたものを広い 体育館に変更し、
暖房装置がないため大型のヒーターを2台用意してありました。
そして生徒さんには、マスクの着用は勿論、距離をとって座る指導を先生方がしていられ ました。
また、当日は雨で、雨音が強く後ろの方に座った生徒さんには、私達の声が聞き取りにくいようでした。
そんな環境の中で1年生・2年生・ひばり級それぞれを対象に3公演を行いました。
公演内容は、朗読劇が各学年とも共通で「スイミ―」と「じゅげむ」の2作品と
歌・言葉や セリフのけいこ・おまつりなどを行いました。
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公演後、生徒さんから感想文を頂きましたが、朗読劇の「スイミ―」では、
小さな魚が大きな 魚を追い出したことに感動し、
「じゅげむ」では、長い名前の話に面白さを感じた感想が 多くあり大変好評でした。
また、スキルの勉強では、元気な声で数え歌などをを歌ったりし、
全体的には45分間を楽しんでくれていたように感じました。
ただ、コロナ感染予防の為、視聴覚室の時のように生徒さんと身近に触れ合う事が出来ず、
楽しさや喜びなどの感情を近くで強く感じ取れなかったのは残念です。
早く、コロナ感染が終息し、人々が自由に触れ合える社会に戻ることを祈るばかりです。
(海老名ボイスリーダー 岩崎純夫さま)
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