活動内容
民話を作ろうと考えたきっかけは、日頃お伺いしている施設の職員さんに声のトレーニングや
お話もして欲しいと依頼された事からでした。
声のトレーニングはボイスも練習時に行っているので、大丈夫でした。
でもお話は一体どういう作品が喜んでいただるのかとても迷いました。
最初は有名なお話が良いかとも思いましたが、とかく長くなります。
では、昔から知られている桃太郎などはどうかしらと思い実際演じてみました。
が反応は今ひとつで、ある方は「子供の話しだ」といって席を立たれた方もいらっしゃいました。
職員さんともご相談を重ね、最終的に「民話」が良いのではという結論になりました。
また当時、ある小学校での訪問公演を重ねていて、やはり「民話」をして下さいというお話も受けていました。
そこで綾瀬と海老名と座間の民話を制作しようと民話プロジェクトを始めた次第です。
プロジェクトの目的
- 民話プロジェクトを立ち上げ活動していく事は、ボイス自身が、地域に伝承している民話を学ぶ。
- 民話を朗読劇に脚色し、また地域の方々にお話を伺いオリジナルの民話を作成していく事は学びとなる。
- ワンハートの関係者で曲作りをし、地域の皆さんによびかけて挿絵をかいていただく事は、
ワンハートがめざす地域と手を結ぶ活動になる。
- 出来上がった民話をボイス自ら演じ施設の皆さんに楽しんでいただき、
また子供たちにボランティアの心を添えて伝承していく。
- 冊子やDVDとして作成し地域のみなさんに提供し楽しんで頂く。
- 神奈川県視覚障害者協会や地域の作業所などの皆さんにもお渡しし楽しんで頂く。
プロジェクトの意義
- 民話プロジェクトを立ち上げ活動し、地域に伝承している民話を学ぶことで、地域の歴史、出来事、
人々の悲しみ 喜びを知り、理解していき、その思いを朗読劇に生かす事が出来る。
- 自分たちで脚色したり、新たに作った民話を演じる事で、これまで以上に演じる喜びややりがいを感じる。
- 民話朗読劇脚本集を作成し、地域に贈呈することで、地域に人々や子供たちが民話に親しむ機会が
増え、ひいては郷土愛を育む一助になる。
プロジェクト詳細
- 構成メンバー 綾瀬、海老名、座間のボイス会員、講師、ワンハート関係者、地域の有識者、など
- 期間 2008年~2009年 作成と発表期間 2009~子供たちに伝承していく期間
このプロジェクトは幸いなことに2009年度日本財団助成金事業として認定されました。
また神奈川県・海老名市・座間市・各教育委員会の後援も受けています。
座間・海老名・綾瀬に昔から伝わる民話を朗読劇脚本集として22作品作成し、BGMを作曲し、
さらに地域のボランティアの方に挿絵作成を依頼し、著作権フリーとして、
地域に提供するプロジェクトです。
2008年からスタートした活動も現在脚本集の第二版完成、BGM作曲完成、挿絵完成と
進んできました。
2010年3月には冊子、DVD完成予定。2010年3月・4月には三市の文化会館で「民話発表会」を開催する予定です。
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