グループ活動だより  ONEハート通信No158号
     
   座間ボイス・四つ葉のクローバー 栗原ホームを訪問して
                           
〜文:石川宏子
 

座間ボイスの朗読に耳を傾けていらっしゃいますね


自主活動で最初に栗原ホームを訪れたのは2009年ですから、今年で 6年目になります。
原則3ヶ月に1回のペースで、訪問する側もされる 側も楽しい時間を共有できるようにと
毎回プログラムを考えています。
朗読劇はスクリーン・音楽・マイク無しですので、内容をわかって頂ける よう、
身振り手振りに時にはアドリブで状況説明を入れたりもします。
紙芝居も欠かせません。民話を主に馴染みやすい作品を選びますが、
紙芝居は、一人でナレーションに複数の人物を演じなければならないので
とても勉強になります。
声が、広い会場の隅まで届くようこの時はマイク をお借りしますが、
デイの皆さんは、時には話に頷きながら、
静かに ステージに顔を向けていて下さいます。

 
今回は、「座間の番神水」紙芝居「安珍清姫物語」をご披露しました。
この後は「うた」を主に進めますが、皆さん、本当に歌がお好きですね!
今回は初めての試みで「ほたる」を合唱して頂きました。
「ほーほー ほたる来い、、、」はお馴染みですが、「ほたる来い、山から来い、、」 は??ですね。
歌詞もメロディも異なるこの2曲を同時に歌ってもらう のです。
後者は皆さんご存知ないようでしたが、歌詞を用意し、
メロディ をピアノで2,3回弾くと、短いのですぐに覚えてしまい、
メンバーの 一ノ瀬さんの絶妙なリードで、少し練習しただけで、コーラスの始まり です。
会場の方をA・Bと二つに分け、「ほーほー」をA「ほたる来い」 をBで見事に成功、
次はパートを代えてこれまた素晴らしいハーモニー でした。
おしまいもピタッと決まり、職員の方も拍手喝采!あとは皆さん よく知っている歌を
2〜3曲一緒に歌い、和やかなひと時を過ごしました。
ボイスの場合は、プログラムの構成に苦労しますが、皆さんの笑顔で帳消し
次回は10月をお約束してきました。 
                           <文:石川宏子>