20周年心のコンサート
    来場された各指導者の皆様・見識の深い方にお伺いいたしました

                                             ONEハート通信2017年7月 No189号
                                          

     
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ONE ハート20周年心のコンサート、大変おめでとうございました。

仲良しの友人が初めて出演する記念すべきコンサートと聞いていた事もあり、
この日はオープニングの「お祭り」から楽しまさせて頂きました。

以前、市役所広場のクリスマスコンサートで歌わせて頂いた事もあり、
懐かしい
お顔を拝見出来た事も、とても嬉しく思いました。 

これまでベルとトーンチャイムの演奏を聴く機会はほとんどありませんでしたので
何もかもがとても新鮮でした。
何よりも演奏者全員でどのように曲を作り上げていくの
だろうかという事がとても興味深いところでした。

一人ひとりが、他の人の出す音を
聴き合いながら自分の番を待ち、奏でたその音が前の音と繋がり、
呼び起こしていく。
まるで生き物のように流れていくメロディーでした。

一人一人が大切な役割をきちんと果たしていく事で、あのような素晴らしい音楽が完成していく、
その姿を目の当たりに見て、仲間と一緒に演奏する皆さんの真剣さの
中にある喜びが、
ヒシヒシと伝わってきました。本当にとても素晴らしかったです。

きっと多くの方は、その姿に感動されたのではないでしょうか。
また皆さんの自信
溢れるその表情も、これまでの苦しかったであろう練習の成果の現れだった事と思います。

トーンチャイムはベルの響きよりも柔らかで、その長い残響が心に染み入るようで、
曲に深みを増して癒しの音になっている事にも心地よさを感じていました。

それぞれの楽器の魅力が相乗効果となり人の心に伝わります。
各チームのベルもそれぞれに魅力がたっぷりで楽しませて頂きました。

座間ベルの皆さんの馴染みのある曲では、その曲の背景や想い出の出来事までもが蘇ってきました。
まるで回想療法のようです。男性の存在も際立って
おりました。とても素敵でした。

サウンドオブミュージックメドレーには私の大好きな「私のお気に入り」と言う曲があり、
とても嬉しかったです。

そしてなんと言ってもあの金毘羅船船には大拍手
です。
難しい拍の取り方にハラハラしながら聞き始めましたが、それはそれは
見事に仕上がって、
前の曲とはまた違った楽しみを頂きました。大変印象深い
曲となりました。

綾瀬ベルが奏でる「チキチキバンバン」は思わず口ずさみ「天国と地獄」は
ウッドブロックがビートを刻んでいた事に少し安堵しながらも心からエールを
送っている自分がいました。
強弱の変化に引き込まれていきました。
素晴らしかったです。

またトーンチャイムによる「子守唄メドレー」は、この日
一番癒された曲でもありました。
中でもブラームスの子守唄です。

旋律に
対するオブリガードが演奏に幅をもたし、奏でるタイミングとコントロールされた
そのエネルギーの心地よさに胸を打たれました。

4拍子の曲が多い中での
3拍子の曲は循環的な流れをとても感じられ
更に新鮮さを増す事にも繋がる
のだなあ。。。とそのプログラムの楽しさを感じた演奏会でもありました。

どの曲をとっても何一つ簡単な曲はありません。そのような曲を人々の心に届けられる裏には、
私たちには決して見る事が出来ない苦しく大変な練習が
あった事と思います。

またそれだけではなく、自分を信じチームを信じるその信頼関係を築いていくその過程の中で、
感動の曲が生まれていくのだと思いました。

様々な音の出し方がある事も知りました。音色だけでなくビジュアル的にも楽しめるコンサートでした。

齋藤さん、そしてONEハートの皆さん、楽しい素敵な
コンサートありがとうございました。

これからもたくさんの方々に素敵な音楽を届けて下さい。応援しています。
                                                         (吉川ひろみ様)

吉川さんは、美声で、「歌体操」の指導者です。 地域への貢献も献身的にされているチャーミングな方です。